コーディングできないけどWebデザイナーにはなれますか?
Webデザイナーのお仕事に興味があります!
ただ、コーディングができないんです。。
コーディングができなくてもWebデザイナーにはなれるのでしょうか?
はい、コーディングができなくても、Webデザイナーになることはできますよ!
デザインのみの制作や、UI/UXデザインなど、コーディング知識がなくてもできるWebデザイナーのお仕事はたくさんあります!
Webデザイナーに憧れるけど、コーディングが苦手という人は多いですよね。
そこでこの記事では、コーディングができないという理由で悩んでいる方でも安心してWebデザイナーを目指せるお話をしたいと思います。
- コーディングができなくてもWebデザイナーになれる理由が分かる
- コーディングなしでできるお仕事を知ることができる
- Webデザイナーがコーディングを学ぶとしたらどこまでやるべきかが分かる
- コーディングが苦手でも活躍できるために何をするべきかが分かる
Webデザイナーがコーディングできなくても問題ない理由
コーディングが苦手だからという理由でWebデザイナーを諦める人がいます。
ただ、厳密にはWebデザインとコーディングは異なるスキルなので、Webデザイナーがコーディングスキルを持っていなくても大丈夫なんです!
実際、Webデザイナーは、ユーザビリティの優れたサイトを作るための『UI/UXデザイナー』や、グラフィックデザインの基礎知識を活かしたデザイン制作に注力するなど、コーディングに関連するお仕事以外にも多くの場面で活躍することはできます。
デザインのみの仕事に注力して、コーディングは他の人に任せるといったことも可能です。
では、コーディングが苦手な人でもできる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?
コーディングなしでできるWebデザイナーの仕事
Webデザイナーがコーディングスキルを持たなくてもできる仕事には以下があります。
UI/UXデザイン
ユーザーがストレスなく目的の情報に辿り着くことができるようにする『インターフェースデザイン』の重要度はどんどん高くなっています。
そのため、制作会社や企業では、Webサイトのユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の設計をする専門部隊がいるくらいです。
これには、ワイヤーフレームの作成、ユーザビリティテストの実施、デザインシステムの開発などが含まれます。
UI/UXデザインはコーディングが分からなくてもできる仕事の一つです。
グラフィックデザイン
Webサイトやアプリケーションのロゴ、アイコン、バナーやヘッダー、ポスターなどのデザイン制作も、コーディングスキルがなくてもできる仕事です。
フリーランスの方は、Youtubeのサムネイルなど、SNS周りの制作のお仕事で需要がありそうですね。
Webマーケティング
Webサイトを訪れたユーザーのアクセス行動を分析し、ユーザーが求めている情報を元に、ユーザが納得して商品を購入できるようなWebコンテンツを作り上げる「Webマーケティング」への重要性はますます高まってきています。
実際にサイト制作に携わるWebデザイナーが、Webマーケティングを組み合わせた提案・改善ができると強みになります。
こうした活動も、コーディングは直接触ることなくできる仕事です
プロジェクトマネジメント
プロジェクトの進捗管理やスケジュール管理を行うこともWebデザイナーの役割です。管理することがメイン業務なので、コーディングをする機会はほぼないと思います。
以上のような仕事は、コーディングができなくてもWebデザイナーとして十分に活躍することができます。
コーディングスキルがないWebデザイナーがコーディングを依頼する方法
Webデザイナーがコーディングスキルを持っていない場合、コーディングを外部に依頼することが一般的です。以下に代表的な方法を紹介します。
コーディングを外注する
外部のコーダーにコーディングを依頼する方法です。
Webデザイナーとコーダーとの間で、設計図やスタイルガイド、コミュニケーションツールなどを活用し、コーディング作業を進めます。
この場合、Webデザイナーがクオリティチェックを行い、必要な修正や追加を指示することが重要です。
プログラマーと協力する
プログラマーがコーディングを担当し、Webデザイナーがデザインに集中する方法です。
プログラマーがコーディングに加え、サーバーサイドの開発やデータベースの設計などを担当することが多いです。
Webデザイナーとプログラマーとのコミュニケーションを密にし、相手の専門知識を理解することが重要です。
フレームワークを利用する
Webデザイナーがコーディングスキルを持たない場合でも、フレームワークを利用することで簡単にWebサイトを構築することができます。フレームワークを活用することで、Webデザイナーはデザインに集中することができます。
しかし、フレームワークに依存しすぎることで、開発の自由度が制限される場合もあるため、適切なバランスが必要ですね。
また、自分でコーディングができると、効率的に高度なWebデザインができるようになり、よりお客さまに喜んでもらえるアウトプットが出せるようになるのは事実です。
よって、時間をかけてでもコーディングの勉強をすることは、今後のキャリアアップに繋がるでしょう。
では、どこまでのスキルを持てばいいのでしょうか?
Webデザイナーはどこまでコーディングの知識を身につけておくべき?
コーディングができない・苦手なWebデザイナーがいきなり高度なコーディングスキルを持とうとしてもなかなか難しいかと思います。
ですので、まずはHTML、CSS、JavaScriptの基礎知識を身につけておくと良いと思います。
これにより、Webデザイナー自らがコーディングしなかったとしても、開発チームとのコミュニケーションをスムーズに進めることができ、ウェブサイトの品質を高めることができます。
コーディングが学べるおすすめWebスクール
ここでは、コーディング・プログラミングが学べるおすすめのWebスクールを紹介しますね!
- TechAcademy:プログラミング未経験の初心者でも12週間でエンジニアとして転職を目指せるエンジニア転職保証コースなどがある。無料でプログラミング体験もできるのが魅力
- デイトラ:HTML+CSS+JavascriptなどWeb制作では欠かせないコーディングスキルが学べるWeb制作コースがある
- DMM WEBCAMP:Webやプログラミングに関する知識を一通り理解、Webアプリケーションを作成できるはじめてのプログラミングコースがある
最後に:コーディングに苦手意識のあるWebデザイナーの方へメッセージ
コーディングができなくてもできるWebデザインのお仕事は沢山あります。
ただし、コーディングができると、
- お仕事の幅が広がることでキャリアアップができる
- 開発チームとのコミュニケーションをスムーズに進めることができるようになる
- より高度なお仕事を受けることで、単価を上げることができ、収入アップを目指すことが可能になる
- デザインとコーディングを同じ人がすることで、より効率的なWebデザインが可能になる
など、自身のキャリアアップだけでなく、無駄な工数を省ける上に収入アップも見込めるという利点があります。
最初はいきなり高度なスキルを習得するのは難しい場合でも、まずは基礎に触れるだけでも良いと思います!
苦手意識を克服して、是非コーディングスキルを磨いていきましょう!