Webデザイナーとは
PR

Webデザイナーは楽しくない?つらい・しんどい方へのアドバイス

webdesign

Webデザイナーとして働く人たちは、仕事にやりがいを感じている人もいれば、「楽しくない・大変だな」と感じている人もいます。

そこでこの記事では、Webデザイナーがなぜ「楽しくない」と感じるのか、実際の出来事を交えて解説します。

また、その苦労をどうやって克服しているのか、現役Webデザイナーたちにインタビューをしたので紹介します。さらに、Webデザイナーになる前に知っておきたいことを解説していきます。

この記事を読むことで得られること
  • Webデザイナーとして働く人たちが抱える悩みや苦労について理解することができ、それに対する解決策や対処法も学ぶことができる
  • Webデザイナーになりたい人がこの職業のリアルな現状を知ることができるので、将来の選択に役立つ情報が得られる
  • 実際に働くWebデザイナーたちが、どのように苦労を克服しているかを学ぶことで、自分自身も同じような状況に直面した時に対処法を見つけられる

Webデザイナーが「楽しくない・大変だな」と思う理由

スケジュール管理の問題

Webデザイナーは、スケジュールがタイトで、多くの案件を同時進行しなければならないことがあります。納期が迫ると残業や休日出勤が必要になることもあります。また、デッドラインに追われる中でクオリティを保ちつつ作業を進める必要があるため、ストレスを感じる人が多いそうです。

クライアントとのコミュニケーションの難しさ

クライアントとの要件や意見の食い違いも、Webデザイナーにとっての大きなストレス要因です。要望を明確に伝えないクライアントもいるので、期待されているデザインや機能を理解するのに苦労しているWebデザイナーも少なくないみたいです。

デザインアイデアの枯渇

Webデザインは、常に新しいアイデアやトレンドを取り入れることが求められます。しかし、デザインアイデアが枯渇したり、クライアントの要件に合わせたアイデアが浮かばなかったりすることもあります。

技術やツールの進化

Webデザインの技術やツールは日々進化しており、新しい技術やツールに追いつくためには、常に学習やトレーニングが必要です。しかし、その時間を確保することができなかったり、学習に取り組んでも十分に理解できなかったりすることもあります。

現役Webデザイナーに聞いた「Webデザイナーってつらい・しんどいと思った出来事」

Webデザイナーが楽しいと思えなくてつらい思いをした方はどんな経験をしてきたのでしょうか?お話を聞いてきたので紹介しますね。

初心者WebデザイナーAさんの経験談

私はまだWebデザイナーになって2年なのですが、最初の1年目はとにかく想像以上にやることが沢山あり、タイムマネジメントに苦労しました。

クライアントの〆切は絶対に守らないといけないので、結構残業が多かったと思います。

ほんと、こんなはずじゃなかった~。もう辛い!って毎日嘆いていました。

原因はスキル不足でしたね。

同じアウトプットを出すのに、例えばillustratorで今まで使えなかったツールを使うことで効率的に仕上げることができるようになり、ストレスも感じなくなりました

学校で学んだころから、ツールも進化しているので、ちゃんと学びは続けないといけませんね。そうした積み重ねが、結局自分の作業の効率化に繋がるってことがよ~く分かりました。

30代WebデザイナーBさんの経験談

私は約10年Webデザイナーをしています。今では複数の案件を抱えながらチームリーダーとして活動していますが、初めて制作担当を任されたプロジェクトではつらい想いをしましたね。

クライアントからの依頼を元に初稿デザインを提出すると、最初の打ち合わせで言っていたことと違うことを言われ、また作り直し。

再度案を送っても、今度はイメージが合わないと言われ、出口のないトンネルの中にいるような気分でした。

もう本当に仕事を辞めようかと悩んでいました。

この時先輩からアドバイスをもらったんです。

デザインを作り込む前にイメージをクライアントに共有して認識合わせた方がいいよと。

そこは盲点でした。確かにデザインってどんなに細かく言葉で伝えても、その言葉にはその人なりの解釈が含まれているので、実際の要求は自分が考えるものとは全く違ったなんて良くあることなんです。

同じ「青」でもビビットな青かくすんだ青だと、全く違う色になりますよね。

カラーも実際に提示しないと誤解が生まれやすいです。

それからは、事前にクライアントには実際に制作をする前にイメージを共有して認識合わせをしっかりするようになりました。

そうするようになってからはやはり修正は格段に減りましたね!

残業もかなり減り、自分の自由な時間も増えています。

Webデザイナーがつらいだなんて思ってた自分が恥ずかしくなりました。

ちょっとした工夫をするだけで、アウトプットは変わってくると感じさせられた出来事でしたね。

お話を聞けたWebデザイナーの経験談からも、つらくてしんどいと思っているWebデザインの仕事を楽しさに変えていくヒントがありましたね。

2人とも、つらいと思ってきたことはちょっとしたことで変えられると気づき、行動したことで働き方も変わりました。周りからアドバイスをもらったり、自ら努力してスキルを身に付けて乗り越えてきということが分かりますね。

「楽しくない」と感じているWebデザイナーができることはありますか?

Webデザイナーがしんどくて辞めてしまいたい、と思っている方は以下の方法でつらい状況を変えることができる可能性があります。

クライアントにしっかり意見を言う

Webデザイナーが楽しくないと思う理由の中には、

「クライアントの言われるがままに制作するだけで、自分の意向を反映できない」

「クライアントの要望が曖昧で、最終的なゴールがイマイチ分からないまま制作しているのでやりがいを感じない」というものがあります。

クライアントとのコミュニケーション不足により、ストレスを感じている人が少なくないようです。

こんな環境では、良い仕事はできるはずがないですよね。

そんな時は是非クライアントとしっかりと向き合い、デザインの最終的なアウトプットイメージを擦り合わせる時間を作ってください。

コミュニケーションをしっかり取ることで、クライアントがどんなデザインを望んでいるのか分かってきますし、制作の過程でもっと改善した方が良い事が出てきても、提案できる関係が築けます。

「本当はこうしたほうが理想のデザインができるのに」と思っていても相手に言えないのはストレスですし、制作していてもつらいだけですよね。

自分自身も楽しいと感じながら仕事ができるよう、自ら行動を起こすことが大事です!

好きなことを仕事にする

自分が本当にやりたいことを見つけ、それを仕事にすることができれば、仕事のやりがいや楽しさを感じることができます。
それは、Webデザイナーという職種は変えずにできます

例えば自分が好きな分野やジャンルに特化した仕事に就くことです。

Webデザインの仕事でも、取り扱うジャンルは多岐に渡ります。ゲームが趣味だったらゲーム関係のデザインを担う会社に転職するなど、自分の好きなジャンルに関連した制作なら、楽しいと思えるかもしれません。

ITプロパートナーズレバテッククリエイタークラウドテックなど、Webデザイナーの転職エージェントなどに登録をしたりして、新しい環境にチャレンジするのもいいでしょう。中には週2日や3日など、かなり自由度の高い働き方ができるお仕事があるので、まずはどんな案件があるのか登録してチェックしてみるといいででしょう。

スキルアップを目指す

最近Webデザイナーが楽しいと思えないな、と感じるようになったら、是非新しいスキルを学んでみてください。 新しいスキルを学ぶことで、デザインの幅が広がり、同じ制作でも今までとは違う方法でデザインに取り組むことができます。

そうすると、創造性も増しますし、結果楽しさも生まれるんですよね。

また、新しいスキルを学ぶことで、自分の能力に自信を持つことができます。これは仕事の楽しさに直接影響します。

更には企業でチームとして活動している方なんかは、他のメンバーと共同でプロジェクトを進める際にも新しい価値を生み出すことができるので、自分だけじゃなくてチーム全体が活性化して、仕事の環境が格段に良くなります。

 新しい技術やツールを習得することで、デザインプロセスが効率的になり、時間を節約できます。これにより、楽しさを感じる余裕が生まれるんです。

このように、Webデザイナーとして新しいスキルを学ぶことは、仕事の面でも個人の面でも成長ができます。

フリーランスになる

Webデザイナーがしんどい、会社に行くのがつらい、と悩んでいる方は、思い切ってフリーランスWebデザイナーを目指してみてはどうでしょうか。

会社員と比較して、フリーランスになるメリットをいくつか紹介しますね。

  • スケジュールが柔軟: フリーランスとして働くことで、自分のスケジュールを自由に設定できます。これにより、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなります。
  • 働く場所を選べる: Webデザイナーはリモートワークで充分成り立つ仕事です。打ち合わせもオンラインでできることが殆どなので、フリーランスのWebデザイナーは好きな場所で働くことができます。これにより、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選べます。
  • 仕事を選ぶことができる: フリーランスでは、自分が興味を持つプロジェクトやクライアントを選ぶことができます。これにより、自分のスキルや経験を最大限に活かす仕事を選べるようになります。これは決められた仕事をこなす会社員とは大きな違いですね。
  • 収入アップも目指せる: フリーランスでは、自分の働く時間や労力に応じて収入をコントロールできます。また、スキルや経験が向上すると、報酬も増える可能性があります。
  • やりがいが増す: 会社員では制約が多い場合がありますが、フリーランスでは自分のデザインやアイデアをより自由に表現できます。これにより、よりクリエイティブな作品を作り出すことができ、やりがいもアップして「楽しい」と思えることが増えてきます。
  • 起業家として成長できる: フリーランスでは、自分自身がビジネスを運営することになります。これにより、マーケティングや営業などのビジネススキルが自然と身につく(もちろん努力は必要ですが)ので、起業家として成長ができます。会社員とは違って自分自身がどう努力するかによって収入も変わってくるので、大変なことも多いですが、逆に楽しいと思える事も増えてくると思います。

外に目を向けてデザインに関する情報収集を行う

Webデザインに関する情報を定期的に収集することで、自分の知識やスキルをアップデートすることができます。Webサイトやブログ、書籍やセミナーなど、様々な情報源を利用して、情報収集を行いましょう。

ずっと制作の繰り返しの日々を過ごしていると、視野も狭くなって毎日がマンネリ化してきます。

外部との情報と定期的に接点を持つと、刺激にもなりますし、Webデザイナーの仕事も楽しいと思えるでしょう。

Webデザイナーは楽しくないって本当?

Webデザイナーになってみて、「想像していたのと違った」「こんなはずじゃなかった」と思っている人はいるかもしれません。

また、毎日がつらくて会社に行くのがしんどいと感じている人もいると思います。

でも、Webデザイナーにも、良いところは沢山あります。

以下に、Webデザイナーになって良かったと思える瞬間をご紹介しますね!

  • お客さまから直接喜びの声を聞くことができる
    お客さまから「思った通りの仕上がりです」で、「依頼して本当に良かった」と言ってもらえると、嬉しい気持ちになりますよね。
  • 世の中の様々な業種と関わる事ができる
    Webデザインは、どんな職種でも必要不可欠なマーケティングツールになっています。そのため、Webデザイナーをしていると、世の中のいろんな職種に触れる機会が出てきます。

このように、Webデザイナーはつらいことばかりではありません。

同じことでもどう捉えるか次第で楽しいと思えることも沢山あります。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください!

あわせて読みたい
Webデザイナーになってよかったこと9選|現役デザイナーが語る魅力とやりがい
Webデザイナーになってよかったこと9選|現役デザイナーが語る魅力とやりがい

Webデザイナーがつらいと思っている方全員に読んでもらいたい内容です。

まとめ:Webデザイナーは楽しくないと思っている方へ

クライアントからの要望にうまく応えられずに落ち込んだり、制作の過程で何度も修正をする必要が出てきてストレスを感じたりして思い通りに行かないことで「Webデザイナーが楽しくない、会社に行くのがしんどい」と思う方もいるかもしれません。

一方で、自分の作品が世の中で公開され、多くの人の目に触れることでやりがいを感じたり、お客さまから直接感謝されたりと、Webデザイナーはつらいことばかりではありません。

つらいことも捉え方次第ではそれが逆に楽しい・やりがいに変わります

是非この記事を参考に、つらいと感じている状況を変える力をつけてくださいね。

きっとWebデザイナーの仕事が今よりももっと好きになるはずです。

ABOUT ME
みぃ
みぃ
Webデザイナー
インターネット会社でのWebディレクター歴24年。Webデザイナー・フォトグラファーとして副業フリーランス活動中。これまで100サイト以上のサイト企画・4万点以上のバナー制作を監修。
記事URLをコピーしました